【界】いよいよ蟹漁解禁 3施設で活蟹を味わう会席料理を提供|期間:2023年11月7日〜2024年3月9日

~島根県・出雲ひのみさき温泉にある、界 出雲に新たな蟹のフルコース「八雲立つ蟹会席」が登場~

日本海の冬の代表食材といえば、「ズワイガニ」。全国に展開する温泉旅館ブランド「界」では、日本海エリアに立地する3施設にて、蟹漁解禁期間限定に活蟹を味わう会席料理を提供します。2023年は、界 出雲(島根県・出雲ひのみさき温泉)で、新しいスタイルの会席が今年の11月より登場。界 玉造(島根県・玉造温泉)、界 加賀(石川県・山代温泉)でもここでしか楽しめない唯一無二の蟹会席を提供します。

界 出雲「松葉蟹の灯台盛り」

ズワイガニの漁期について

ズワイガニの漁期は、毎年11月6日~3月20日と決められています。これは、農林水産省の省令で定められており、この期間以外の漁は許されていません。そのため水揚げしたての「活蟹」を用いた料理は、この期間限定の味覚です。日本海に面した各地の漁港では、蟹漁の船が11月5日の夜から準備を行い、6日午前零時の解禁とともに一斉に漁港を出発する姿は圧巻です。

界 出雲「八雲立つ蟹会席(タグ付き活松葉蟹)」NEW!

出雲の神話になぞらえた、新しい蟹会席

界 出雲が位置する島根県は多くの神話の舞台となった場所で、神話に登場する神様、スサノオノミコトは出雲の地に雲が立ち上る様子を「八雲立つ」と表現しました。現在も石見神楽(いわみかぐら)など、神話に基づく伝統芸能、文化が色濃く根付いています。新しく登場する「八雲立つ蟹会席」は、その八雲になぞらえて、8品を取りそろえた蟹会席です。従来、温泉旅館で提供されている蟹会席は、蟹刺しや焼き蟹、揚げ物から始まり、最後にメインで丸ごと1杯の蟹を蟹酢で味わうなど、シンプルな味付けで蟹本来の味を堪能するのが大きな魅力ですが、今回はあえて枠にとらわれない発想で会席を考案しました。この会席はメインの料理からスタートし、すべての料理が蟹の身を自分で外す必要がないよう、丁寧に調理した状態で提供します。

新たな蟹の味わい方を提案

メインの「松葉蟹の灯台盛り」は、界 出雲の目の前に立つ「日御碕(ひのみさき)灯台」をイメージして高さを出した一品です。付け合わせとしてキャビア、雲丹を用意し、タグ付きの活松葉蟹と合わせて楽しみます。キャビアや雲丹の異なる食材を掛け合わせることで、塩味や旨味を加える贅沢な楽しみ方です。それ以外にも定番の蟹味噌、酢橘、蟹酢も用意し、たっぷりの蟹の身を様々な食べ方で味わえます。またお造りは「松葉蟹 湯引き刺し」。開運をモチーフにした器に氷を敷き詰め、湯引きをして甘みを際立たせ、丁寧に剥いた蟹刺しが鎮座します。上にはエディブルフラワーを添え、見た目にも華やかな一品です。

概要

期間:2023年11月7日~2024年3月7日 *除外日:2023年12月31日~2024年1月4日

料金:八雲立つ蟹会席 38,000円~(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

   ひとり蟹会席 43,000円〜(1名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

 予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaiizumo/)より5日前までに要予約

界 玉造「タグ付き活松葉蟹づくし会席」

様々な調理法で松葉蟹を味わい尽くす

メインの蒸し蟹は「活松葉蟹の杉板奉書蒸し」。江戸時代、松江藩七代藩主、松平不昧公(ふまいこう)にゆかりある品として、今も伝えられる郷土料理の調理技法で、奉書紙で大きな蟹一杯をまるごと包み、杉板とともに、高温で一気に蒸し上げた一品です。蒸気で奉書は徐々に濡れ、蟹にかかる熱分をほどよく抑え、身はみずみずしくふっくらと仕上がります。その他にも蟹刺し、焼き蟹、揚げ物、宍道湖名産のしじみを使った蟹すき鍋など、様々な調理法で蟹そのものの旨味を味わう会席です。

蟹と日本酒のマリアージュ

島根県は日本酒発祥の地であると言われており(*)、界 玉造ではタグ付き活松葉蟹と合わせる日本酒のペアリングコースを用意しています。それぞれの蟹料理に合う島根の地酒、酒蔵があるエリアの窯元の酒器を選び、スタッフがこだわり抜いたペアリングです。

*島根県観光連盟HP https://www.kankou-shimane.com/

<提供例>

・焼き蟹:「月山 芳醇辛口純米」吉田酒造(安来市)

軟水仕込みの柔らかな日本酒の味わいが、焼き蟹の旨味を優しく包み込みます。

・蒸し蟹:「隠岐誉 純米吟醸」隠岐酒造(隠岐の島町)

穏やかな香りとキレの良い酸味が蒸し蟹の旨味を引き立てます。

*あくまでも提供例のため、日本酒の種類は変更の可能性があります。

概要

期間:2023年11月7日~2023年3月9日 *除外日:2023年12月31日~2024年1月4日

料金:タグ付き活松葉蟹づくし会席 59,000円〜(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

   *宿泊予約後にWEB上で蟹会席の追加予約が必要。

   タグ付き活松葉蟹会席 51,000円~(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

   ひとり蟹会席 66,000円〜(1名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaitamatsukuri/)より5日前までに要予約

界 加賀「活蟹づくしのタグ付き蟹会席」

生きた蟹を、しめ縄で縛って蒸す

蟹料理の古い文献に「埋め焼き(うずめやき)」という、囲炉裏の灰の余熱を使って魚介類を蒸す調理法が残されています。これは、灰が身に付かないように縄で巻いたと伝えられています。この調理法にヒントを得て、生きた蟹を塩水に浸した縄で結わえて蒸す調理法を考案しました。蟹を直接蒸すのとは異なり、縄を介して間接的に加熱するので、蟹の身に蓄えられた水分が失われず、よりジューシーに蒸すことができます。

蟹料理を彩る九谷焼の器

「器は料理の着物」と唱えた美食家「北大路魯山人」は、界 加賀にもゆかりのある人物です。その教えにならい、それぞれの料理に合わせる器にもこだわっており、地元の九谷焼作家の方々が制作したオリジナルのものも多くあります。例えば九谷焼の窯元「萌窯(もえがま)」が作陶した器の絵柄になっている仏手柑は、カボスや柚子と同じ柑橘類で、あたかも合掌しているかのような形状をしています。北陸にとって宝のような海の幸である蟹に感謝の気持ちで合掌を送るイメージを込めて、この器を使用しています。

概要

期間:2023年11月7日~2024年2月29日 *除外日:2023年12月29日~2024年1月6日

料金:活蟹づくしのタグ付き蟹会席 60,600円~(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

   *宿泊予約後にWEB上で蟹会席の追加予約が必要。

   活ずわい蟹会席 47,300円~(2名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

   ひとり蟹会席 58,500円〜(1名1室利用時1名あたりの2食付き宿泊料金。税・サービス料込)

予約:公式サイト(https://hoshinoresorts.com/ja/hotels/kaikaga/)より5日前までに要予約

界とは

「界」は星野リゾートが全国に展開する温泉旅館ブランドです。「王道なのに、あたらしい。」をテー

マに、季節の移ろいや和の趣、伝統を生かしながら現代のニーズに合わせたおもてなしを追求していま

す。また、その地域の伝統文化や工芸を体験する「ご当地楽」や、地域の文化に触れる客室「ご当地部

屋」が特徴です。2022年11月に、21施設目となる「界 出雲」が島根県・出雲ひのみさき温泉、22施設

目となる「界 雲仙」が⻑崎県・雲仙温泉に新規開業しました。

URL:https://hoshinoresorts.com/ja/brands/kai/


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