長門市向津具半島 楊貴妃 炎の祭典 10月21日(土)に開催

「火渡り神事」修行体験・地域の子どもたちによるお遊戯や太鼓演奏、地域の人気屋台も出店予定 小学生によるヤマグチサンショウウオの観察発表も!

地域内外の交流・滞在人口の増加を目指すむかつ国で遊ぼう協議会(所在地:山口県長門市油谷向津具下、会長:北川昌弘)の支援団体である、地域おこしNPO「フューチャー長門(所在地:長門市西深川、代表者:上手一行)は、10月21日(土)、長門市油谷向津具下の楊貴妃の里にて「楊貴妃炎の祭典」を開催いたします。

第11回目となる今年の楊貴妃炎の祭典では、日本古来の山岳信仰などが複雑に混ざり、成立した修行の一つであり、火をつけた薪の上を歩く「火渡り神事」の修行を体験することができるほか、地域小学生による伝統芸能である油谷太鼓の演奏をはじめ、地域の向津具小学校で飼育するヤマグチサンショウウオ(2019年に新種であることが判明。日本固有種で絶滅危惧種)保護のために、小学生が銀杏を販売します。地域の人気屋台も出店し、地域住民だけではなく、域外から多くの来場を見込んでいます。

楊貴妃炎の祭典は、過疎化・高齢化に歯止めのかからない日本海に面した限界集落である向津具半島で、地域活性のためには、地域内外の交流や滞在人口の増加が不可欠であるとの考えから、江戸時代よりこの地で行われてきたとされる火渡りと、この地に眠るとされる楊貴妃伝説を融合させ、2011年より地元の若者有志らの発案で始まったお祭りです。

火渡りと融合した楊貴妃伝説

この地で漂着後に息絶え、里人によって祀られ天女となった楊貴妃の安らかな眠りを妨げようと、秋になると、厄が邪鬼となって楊貴妃の里にやってくるといわれています。向津具半島を見渡す地にある高滝山の山伏が、積み上げたやぐらに火をくべ、煙と炎が空高く舞い上がるなか問答し、邪鬼を払いこの地の安寧を取り戻します。本祭典では山伏の支援のもと、誰でも火を渡ることができ、願い事を楊貴妃に念じて渡ると、邪念が払われ願いがかなうとされており、同祭典の目玉となっています。

<楊貴妃炎の祭典 概要>

●開催日時:2023年10月21日(土)11:00- 15:00

●開催場所:楊貴妃の里 長門市油谷向津具下久津3539

長門市向津具半島 楊貴妃 炎の祭典長門市向津具半島 楊貴妃 炎の祭典

●スケジュール

11:00 開会式

12:15 向津具小学校伝統油谷太鼓 / 向津具保育園お遊戯

11:45 向津具小学校の銀杏販売  

12:05 ちびっこ商店(子供の未来を語る会)

12:15 箏と尺八

12:45 和太鼓 鼓波会 太鼓海クラブ

13:15 火祭り神事/火渡り修行体験

14:40 じゃんけん大会

 15:00 閉会式

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